あとがき



全編通して読んで頂いたあなたに、心からお礼申し上げます。
まさかあとがきから読もうとしている?そんな人は即行で戻って下さい。

この作品自体を書き始めたのは、もう何年も前になります。
古いフロッピーディスクに残っていたデータを引っ張り出し、最近になって続きを書き始めました。
故に若干表記揺れ等があると思いますがご容赦を。(出来る限り修正したつもりです)
具体的に言うと、十話の安曇ちゃんの「メール…早く…届け…!」までが数年前。花月と梨花の再会からが最近になって書き足し始めたものです。
本来は、古いデータの分を完結させようとだけ思い続きを書き出したのですが、気づけば話がどんどん広がり、メインであるはずだった一部以上に話が長くなってしまいました。本当は遊園地の七日間と同じ年のクリスマスには、柚と瞳子は一緒に過ごしている予定だったのです。実は。
二部を書いている間、私はひたすら自室にひきこもり、この話の世界観に浸っていました。こうして執筆していることで、自分もこの世界観の住人になっていたのかもしれません。それはそれは楽しい時間でした。だからこそ、終わらせることが辛かったです。物語の続きを書くこと以上に、物語を終わらせることが辛いのだと、この物語に気づかされました。最後の方は、その惜しさが滲み出ているか如く、少しダラダラしているかなと反省しています。
何はともあれ、彼女達が幸福になれたことで、ようやく物語に終止符を打つことができました。彼女達の幸せを祈る日々です。
祈ると共に、別の物語も再始動させようと考えています。キリの良いところでUPして行こうと思いますので、そちらの方もどうか宜しくお願い致します。

あとがきはこれで終えますが、物語に関する補足・蛇足も今後また追加して行きたいと思ってます。
ひとまず書いておいた音楽編のみUP致しますので、お暇がある方は目を通していただいたら幸いです。

改めまして、ここまで読んで頂いたあなたへ、心から感謝します。

サクラ








語る・音楽編








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