プロジェクト内容解説

●プロジェクト1  プロジェクト結果の報告。
 当プロジェクトは、アクシデントにより中止とする。
 理由は以下の二つ。
 一つは部外者の侵入。本来、人間が立ち入るような場所ではなかったにも関わらず、偶然に部外者が数名紛れ込んだ模様。六名は徒歩によるもの。二名は向かわせていた航空自衛官。後の一人は、当プロジェクトの責任者でもあった横山瑞希。横山に関しては、党により計画的にフィールドへと入れられたものだが、プロジェクトの計画にはなかったためアクシデントの扱いとする。
 もう一つは、監視棟を爆破されたため。原因は、休憩所からの遠隔操作(無線ネットワークを使用したクラッキング)により自爆装置を作動させられたものと断定され、おそらくは参加者の行なったことだと推測される。この爆破により監視スタッフ数名が死亡及び重症となった。
 このためプロジェクトは中止され、当プロジェクトの参加者及び侵入を確認した部外者は次なるプロジェクトの移行を行なう。移行方法に関しては、フィールド全体に催眠ガスを撒いた上で全員の身柄を拘束し、ヘリコプターでの移動。都内某所のビルに到着した時点で引き渡しが完了する。


 今回のプロジェクトにて死亡が確認された参加者

 高見沢亜子(タカミザワアコ)
 佐倉莉永(サクラリエ)

 以上、二名。



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